学生の皆さんへ

～ウィズコロナ期を歩む～

　後期授業に向けたオリエンテーションが実施され、いよいよ後期授業が始まります。教職員一同は、皆さんと会えることを楽しみに、新型コロナウイルス感染症拡大防止策として、日々、アルコール消毒や3密を回避する安心・安全な環境づくりに努めて、再会の日を待っているところです。

　2020年度前期、新型コロナウイルス感染症拡大という未曾有の状況に直面し、皆さんの短期大学生活を今後どのように創っていけばよいのか、話し合い検討を重ねる日々の連続でした。アンケートから学生の皆さんの声を拾い実態に即して一律3万円の補助や、パソコンの貸し出しができる仕組みも整え、一人もとり残されることなく学びが継続できることを軸に行動してきました。面接授業の可能性も常に探り続け、県下で最も早い5月中旬に感染防止対策の万全を期して面接授業を開始しました。3密を避け、教室の収容人数50％程度の受講生になるように、1年生・2年生交互に登校する分散登校でした。
前期の振り返りと後期の授業づくりについて、教職員の学内研修を開催し、意見交換、先駆的な取組みの紹介、課題解決に向けたワークショップ等を行いました。その後、非常勤講師方にも共有し、後期授業に向けた先生方それぞれの熱意が伝わってくるこの頃です。

　沖縄女子短期大学の後期の授業は、「面接」と「遠隔」を隔週で1年生・2年生が交互に登校する分散登校の形態を実施します。遠隔授業の週も、全ての科目が時間割通りの時間帯で授業内容を届けますので、画面の前でしっかり受講することができます。まだ、毎日、新型コロナウイルス新規感染者が報告されており、しばらくは新型コロナ流行の波がうねりをもって繰り返されることと思われます。県の警戒レベルの状況に応じて授業形態や学生活動の範囲が変化する可能性もあることをご理解いただき、今一度、一人一人が日常的にマスクの着用と石鹸での手洗いを徹底して、免疫力を高め健康を維持していきましょう。

　後期も各ゼミ担当教員やクラス担任と、また、各科目担当教員、実習担当教員、職員方とつながって過ごすことで、学生生活や授業等に対しての不安や疑問も軽くなることがあると思います。積極的に交わっていただくと嬉しく思います。

　沖縄女子短期大学は、皆さんの学びの環境づくりと夢実現に向けて、楽しく・深く・創造的に努力し、ウィズコロナという新時代への挑戦も果敢に続けて参ります。

学長　平田美紀