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平田美紀

ブログ

~沖女の教員紹介します!Part6~

教員紹介
今回ご紹介する先生は、児童教育学科の赤嶺絵吏子先生です。
音楽分野の教員として本学に入職されました。先生が奏でるピアノの音色にうっとりすることはもちろん、
絵本や身体に関する造詣も深く、更なる「子ども理解」について学生たちと共に学びを深めている素敵な先生です。

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「大切なかけがえのないもの」


はじめまして。児童教育学科で子どもの音楽表現に関する授業を担当しています赤嶺絵吏子と申します。

音楽が専門というと、幼い頃から音楽一筋、脇目もふらず音楽道(?)を邁進・・・というイメージを持たれる方が多いかもしれませんが、私はそうではありません。確かに小中高の間は音楽に情熱を捧げてきましたが、その後は音楽を専門に学ぶ道を外れ、いろいろなことに広く浅く関わりながら過ごしてきました。
当時の私は、音楽を否定的な目でみていて、音楽以外のことに強い憧れを持っていました。しかし、あれこれ始めてみたはいいものの、何ひとつ長続きせず、なんやかんやで音楽からも離れられず、自分の不甲斐なさに落ち込むことも多くありました。

そんな私が変わったのは、子どもたちと音楽であそぶようになってからです。
子どもが満面の笑みで「楽しい!」と言う姿を見て、「ああ、音楽っていいものだな」と初めて心の底から思いました。そして、それまで胸につかえていたものがスッと消えていきました。音楽の存在意義や役割を肌身で実感でき、音楽を通じて子どもの成長に関われることに幸せを感じ、素直な気持ちで音楽と向き合えるようになりました。

このように、すったもんだの末、結局は音楽に戻ってきた私ですが、20代の多感な時期、「自分」や「音楽」について自問自答した日々は無駄ではなく、むしろ必要な時間だったのだと今では思えます。なぜなら、そのおかげで音楽が私にとって何にも代えがたい「大切なかけがえのないもの」であることに気づけたからです。音楽が私を子どもたちに出会わせてくれ、子どもたちは私に音楽の楽しさや喜びを思い出させてくれました。

現在、沖女で学ぶ学生の皆さんは、「子どもが好き」、「子どもに関わる仕事に就きたい」という思いを持ち、目を輝かせながら毎日学んでいます。
しかし、中には「本当にこれは自分のやりたいことなのだろうか」と悩み、立ち止まる方もいます。
周りは夢に向かってまっしぐらなのに、自分は・・・と。しかし、本来人の歩みは同じではなく、夢に向かって一直線の人もいれば、行ったり来たり回り道をしながら進む人もいます。ペースも道のりも人それぞれですが、自分を信じて進み続けていたら、いつか必ずぱあっと明るい光が差してきます。
私は、学生の皆さんには「子どもが好き」という気持ちに真剣に向き合い、考え、ときに悩みながら自分らしく道のりを歩み、その先にある自分だけの答えを見つけて欲しいと願い、応援しています。

すっかり長くなってしまいましたが、ここまで読んでくださりありがとうございました。
子どもの育ちを支えるための学びは奥深く、素晴らしいものです。私はこれからも学生の皆さんとともに子どもと音楽について学び続けていきます。
ブログをご覧になり興味を持たれた方、ぜひ沖女で一緒に学び合いませんか。